パネルの会 – ご案内

ご案内

医療従事者と精神障がい者、その家族、そして一般市民が、最新の精神医学・医療を共に学びあい、お互いに情報交換をして、相互理解を深めるための講演会です。

住みやすい地域社会づくりに貢献し、社会福祉の増進を図り、皆が理解しあうことで、≪いきいきとした生活が出来るための基盤≫づくりを目指しています。

パネルの会は、こころの病気を持つ人が社会と地域で尊厳を持って参加し、地域の人々とともに生きがいを持って生活してゆくことを、当事者、家族、市民が一緒になって進めて行けるように望んで活動しています。
今年のパネルの会では、取り上げてほしいという希望の多い発達障害について学び合い、情報交換いたします。発達障害は幼小児期からの障害ですが、成人期に就労や人間関係構築など社会生活の上で当事者が困難を感じることも問題点です。成人期の発達障害の支援を学び合いましょう。

プログラム
13:10-13:30●当事者
福島県精神保健福祉センター 作業療法士・ビアサポーター 三井郁映氏
皆さん、こんにちは。今回は、発達障害(自閉スペクトラム症)の当事者として、障害を抱えながら働く理由や、そこで得た気づきについて、正直な思いでお話しできればと思っています。参加者の皆さまとお会いできるのを、心より楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。
13:30-14:00●支援者  
東北大学災害科学国際研究所 災害精神医学分野 准教授 國井泰人先生
神経発達症の特性があると種々の挫折を経験しやすく、生育するにつれて自己肯定感が低くなります。その生きづらさと支援のあり方についてお話しします。
14:00-14:40●支援者  
昭和大学発達障害医療研究所所長 准教授 太田晴久先生
私たちは2008年から成人期の発達障害の診療に取り組んできました。専門外来やデイケアプログラムで得た経験を皆様と共有できればと思っています。
14:50-15:20(前半)
15:30-16:00(後半)
●パネルディスカッション 
座長 丹羽真一医師
発達障害は子供時分から気づかれる障害で、広汎性発達障害、多動症などがあります。両方が一緒にある人も多くいます。発達障害は子供時分の事だけで大人になると消えてなくなるというものではありませんので、人とうまくコミュニケーションをとること、良い人間関係をつくること、就労を継続することなど、大人になってからの社会生活に困難を感じることが少なくありません。しかし発達障害があってもなくても、同じように社会で生活して行けるための社会とはどうあるべきか一緒に考え学び合いましょう。

司会・座長 パネルの会会長 丹羽真一 (福島県立医科大学会津医療センター精神医学講座特任教授)

パネルの会の詳細、お申込み方法については、下の画像をクリックしてください。
(PDFファイルが開きます)

パネルの会の様子
分科会の様子

開催要項

日時

2025年10月26日(日)
開演 13:00 (12:30開場) 

場所

コラッセふくしま3階 企画展示室
& オンライン(Zoom)配信
*会場参加申込み先着100名様限定
必ず事前にお申込ください。

★詳細については、秋山までお気軽にお問い合せ下さい。★

TEL: 080-9254-4410

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